ワルターのベートーベン第8番2008年01月06日

ベートーベン 交響曲第8番、CBS SONY
ブルーノ・ワルター指揮、コロンビア交響楽団

 ステレオ録音が発明された直後、1958年の録音です。引退していたワルターを呼び戻して、ステレオで取り直したという話です。名盤としてなんどもCD発売されていますけれど、私のはかなり初期のCD。本日聞きなおして、また感動しました。
 そんな古い録音のは音が悪いに決まっているとお考えなら、ぜひ試しに一度聞いて欲しいのです。曲間や曲の静かなところで、わずかにテープヒス(ノイズ)が聞こえますが、そんなことをわすれてしまうほど、デッカの優秀録音はすばらしいです。私は機材の試聴にはこのCDを必ず持っていきます。ある意味、演出されて作られた音だと思いますが、すごい臨場感。弦を弾く音なんか、すごいリアルに聞こえます。楽器ごとにマイクが設置されているのかと思うほど。この音がよいと思える方は、きっと私と価値観が近い方だと思います。
使用DAC: CHORD DAC-64 MK-2

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