インターナショナルオーディオショー2008年10月07日

マークレビンソンのSACDプレーヤー
久し振りの更新になります。
週末に有楽町で開催されたインターナショナル・オーディオ・ショーにことしも行ってきました。特別にほしいものがなかったという私の個人的事情もあるとは思いますが、いまいち注目の新製品などが少なめな気がしました。私の眼を引いたのは、そろそろ出るといわれ続けていたマークレビンソンのSACDプレーヤー。ついに出るらしい。試作品が置いてありました。「No.512」だそうです。少なくともトレーは動いたので(コラコラ、勝手にボタンを押すな (^^;)、音も出るのかも。販売時期は未定だそうです。
 ただですね、デザインが、まったくふつーの黒い箱になってしまいました(写真)。このままのデザインで出てくるならちょっと悲しい。No.390SLと並んでいたら、思わず390を買っちゃいそうです。No.326などとも似合わないし、どう考えているのかな。私は買いたくならなかったなあ。
 今のところ、私の場合、SACDは、ひたすら待ち状態。88.2kHzか96kHzのPCMで出力されるドライブが出ないものかなと、ね。そうすれば、すべてのDACを使えるようになるし。少なくともWADIAはできたんですから、規格・規則上できないわけではなさそう。

 私のシステムについては、現在、オラクルCDドライブからのデジタル出力をデジタルのままで直接調整するグラフィックイコライザーをテスト中。ほどなく結果を報告予定です。しばしお待ちください。かなりいいです。しかもデジタルのままでの調整ならアナログ変換がないので、とにかくお金がかからず、音質変化も微小(検出不可みたいです)。3台のDACもそのまま使い分けられます。

ついにデジタルイコライザーを導入2008年10月25日

BEHRINGER DEQ2496
 最近、調整を進めるほどに、部屋の特性が主因と思われる細かなピークや左右の微妙なアンバランスが気になっていました。マッキントッシュC46のイコライザーは、8バンドであることに加え、左右別々に調整できないため、この種の左右バランスやピーク調整には無力です。
 そんな私の目にとまったイコライザーがべリンガーの「Ultra High Precision Digital Equalizer DEQ2496」です。 

 5万円程度の激安価格ながら、完全なデジタル処理による31バンドグラフィックイコライザー(GEQ)+周波数可変(1/60 oct刻み)の10バンド・パラメトリックイコライザー(PEQ)を備えます。

 しかし、なにより注目したのは「デジタル入出力がある点」です。名前の通り96kHz、24ビットまで同期します。

 これをオラクルCD-DRIVE と DACの間に入れ、デジタル領域だけでイコライジングする、というなら音質劣化を最小に出来そうじゃないか、という大変に安上がりな方法を思いついてしまったのです。
 結果はオーディオのページにてご覧ください。
http://www.asahi-net.or.jp/~rt6k-okn/audioj.htm

結論を言えば、200%の成功と思います。