SACDはどうなるのだろう2009年09月16日

 現在発売中のステレオ・サウンド誌を読んでいると、今号から、「SACDは遺憾ながらこのままでは減速・停滞もやむなし」という論調が急に出てきた気がします。なにか我々素人には見えない変化があったのかな。

 確かにSACDの発売は低調なままだし、いまだにデジタル出力を許さないという発想は、DAコンバータに高額を出してくれるハイエンドユーザーを無視しているとしか思えない。オーディオ業界はSACDを見捨て、ブルーレイに一斉にシフトするのかな。SACDを聞きたい人は、ブルーレイ対応のAV用ユニバーサルプレーヤーで聴けと・・・。

 ま、SACDプレーヤーを買わずに様子を見ていた私としては想定の範囲内ですが、でもCDでは性能不足なのは確実だと思います。アナログディスクに負けてしまう・・・。

 もはやディスクで音楽を買う時代は終焉し、ダウンロードオーディオになっていくというなら、それはそれで歓迎です。96kHz以上のPCMで提供してくれるなら、喜んで買います。その場合は解説書もPDFなんですかねえ。それぞれの会社のサイトに行くのでなく、アマゾンとかでどの会社の楽曲でも買えるようになると簡単でいいな。

部屋の共鳴2009年09月22日

連休なので前から気になっていた部屋の共鳴源の対策をしました。
それは天井の照明器具(写真左)。天井版との接合のネジの本数が少なくて、拡散板の重みでベース金具の四隅が浮いている状態。ある雑誌の取材のとき、周波数をスキャンして共鳴を探していただき、これが長らく私をやませていた最大の原因だとわかりました。数百ヘルツでしっかりビリビリいいます。聴きなれた音です。そのときは、器具のネジをきつく締めて、効果があるのを確認。音量が極端に大きくない限り共鳴しなくなったので、まあいいや、とほうってあったのでした。でも、稀ですが、明らかに共鳴する曲があるのです。そこで、今度こそ、多少面倒でも、器具をはずし、ネジ穴を増やして本格的に対策。
 その結果は! ・・・ ピアノ曲のある部分でいつも「ぴりぴり」とわずかに聞こえていた音が、消えました。

 で、その後もう一つ、怪しいのを発見(というか、実は当然わかっていたが)。写真右の真鍮製のトロフィー。照明器具より音は小さいですが、「ジンジン」共鳴してるようです。これは天体写真の方で、米国の「天体写真の殿堂」に日本人ではじめて私が入れていただいた時の名誉ある記念品。でも、オーディオには関係ないので、私の書斎に移動しました。
 こんなことで、わずかですが、雑音が確かに減りました。多分私にしかわからないけど(^^;