パガニーニ バイオリン協奏曲第3番2008年02月23日

パガニーニ ヴァイオリン協奏曲第1番、第3番
ヘンリク・シェリング、ギブソン指揮、ロンドン交響楽団
Philips UCCP-9314

探していたパガニーニ バイオリン協奏曲第3番のCDを発見しました。わたしが持っていたのは、1970年代にFM放送からエアチェックしたオープンテープ(いまはDATにダビング済)だけで、演奏はヘンリク・シェリング。LPだったら今でもよい音で聞けたはずですが、エアチェックテープでは現在の装置で再生するには限界があります。CDの再発売はないのかなあ、とさがしていたら、それが2001年頃に発売されていたのがわかりました。ただ、現在では、なかなか新品は入手困難で、ネット検索でやっと1つ新品を発見。新品なので定価の1300円で入手できました。というのも、このCDの中古はプレミアが付いて4000円以上で売られているんです。かなり得した気分。
 CDの説明書を読んではじめて知りましたが、3番の楽譜はシェリングが発見し、この1975年の録音こそが世界初のレコーディングなのでした。そうだったのか、だからわたしもFM放送を録音していたんだ、きっと。そんなことすっかり忘れていました。大学生のころです。
 このCD、ま、これしかないのですから演奏がいいもわるいもありませんが、わたしの中では求めていた演奏そのものなのですから、完璧です。
 録音は、1975年といえばアナログ録音の最終期ですから、クオリティーは当然よいです。わたしの記憶にある音でなるDACは当然ながらD-07a。でもDAC64で聞く音も、最新録音みたいでなかなかいいです。面白いことにNo.36SLは最下位。音像が奥に引っ込んでしまいます。こういうCDもあるんですねえ。
使用DAC: D-07a & DAC64 Mk2、優劣付け難し。

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